どこまでやるか

呟いたことを基にメモ。

良く言われることのような気はするが、企業法務(企業内法務含む)では、会計の知識は、あった方が良いと思う。活かし方は状況によっていろいろあると思うが、こちらがぱっと思いつくのは、自分たちの努力で削減出来た損害賠償額を粗利率とかで割り戻して、これだけの売り上げを上げたのに近い貢献が出来たと考えることが出来る点とかだろうか*1。もちろん、自分たちのやっていることが、会社のPL・BSのどこに影響する話かを意識することも重要だろう。

 

そして、会計についてどこまで勉強すればいいのか、というと、個人的には、日商の2級程度、できれば試験に合格するまで、ではないかと思う。まず、試験に合格するくらいまでやらないと、十分身につかないのではないかと思う。実際試験に合格する気で*2手を動かして計算練習を繰り返すことが、後から振り返ると重要という気がする。そのくらいしないととっさに知識が出てこない気もするし。それと、3級レベルだと、企業の決算の作り方とかまで理解がしづらいかなと思うので*3。この辺りは考え方が色々あり得るところだろうけど。

*1:僕は、そういう議論をした際に会計の知識の重要性を最初に感じたのだが

*2:こちらも一応10年くらい前に合格してはいる。

*3:この手の話を呟いたら、税務も必要、そして税務については、税理士さんの助けを得ながら法人税申告書を作ったことがあれば足りるというご指摘をいただいたが、法人税申告書を作るのに関与する機会自体を見つけがたいので、できればもうちょっと達成しやすい何かをご教示いただければと思います。>識者の方