最近の何だか(2021/5/18)

例によって呟いたことを基にメモ。

  • 弁護士の能力によって、同じ案件でも対応等に差異が生じるということはあり得ると思う。 しかしながら、その差異が、依頼者の求めるものかどうか、及び、その差異が客観的にも認められるものであったとしても、それを得るために生じる費用が、当該案件の種々の制約条件に照らして正当化可能なものであるかどうか、ということの見極めも必要なのではないかと考える。有利な結果を得ることよりも時間的に迅速に結論を出すことや、費用をかけずにある程度のところで話を纏めることの方に重きを置く場合というのもあり得るから。
  • 弁護士に限った話ではないと思うけれど、自分の仕事の上でパフォーマンスを出すのに休養が必要なら(必要でない人はいないと思うが)、休養を取るのは、それ自体仕事の内と考えるべきではないかと感じる*1し、部下に休息が必要な時に、休息をとるよう命じることができない上職者は、その時点で管理能力不足と見るべきなのではないかという気もする。

*1:その種のことを最初に感じたのは大学の学園祭の準備の時だったが。