この種のエントリを楽しみにしているという読者の存在に気づいたから、ではないが、例によって、呟いたことを基にメモ。
- 楽しいから、という動機で「改革」と称して業務を引っかき回されたら、特に、傍目から見て実態が伴ってない時には、大変と思う。引っ掻き回した側が通り過ぎた後が焼け野原になって、後の世代が大変なことも有り得るわけで。業務は私物ではない。
- 個社を取り巻く状況は個社ごとに異なるはずだから、個社の枠を超えた何かをいうときには、慎重である方が望ましいのではないか。意識高いことをいうときは特にそう思う。
- 電気仕掛け(電網仕掛けも含む)のものは、なんだかんだと細かいところに落とし穴があって、そこに嵌ってうまく行かない事例が想定できる。いざというときにバッテリに充電しわすれが生じて、動かない、というのが分かりやすいところだろうか。従って、そういう事態への懸念を抱くのは相応に理由があるのだけれど、電気仕掛け化を推奨する向きは、これらの点を見ないようにしているように見えて、懸念を抱く向きとは話が噛み合わないということをよく見かける。その種の懸念を嗤うのは、単に嗤う側の能力不足に見える(少なくとも僕には)ので、真に電気仕掛け化を推奨する気があるのであれば、そういう対応は避けるべきと思うのだが。