何だか煮詰まっているので脊髄反射的なメモ。
- 何かを何かに置き換える際には、前後の利害得失を可能な限り十全に比較検討することが必要であって、「改革」なる錦の御旗の下に「横紙破り」を横行させてはいけないと思ったりする。
- いくら今回の感染症禍に適合的だからと言って、前述の意味での比較を十分にせずに新しい技術に基づく諸々の事柄を、拙速に導入することには、個人的には警戒感を禁じ得ない。ややもすると無邪気に技術を信じすぎていないかと懸念する*1が、そういうのは少数派なのだろう。運用まで含めると無邪気に信用できるようなものではないと思うのだが。
- 某超大国で、大統領周辺での感染症の広がり方について、記録を取らないという報道があったようだが、これは日本での一連のやり方をまねたということだろうか。こういうのを悪貨が良貨を駆逐する、というのだろうか。
*1:当該技術を信用する・しないと、当該技術を一定の範囲で使うこととは別の話だと念のため付言しておく。