最近の何だか(2020年6月23日)

 例によって雑多なメモ。

  • 流石に色んなことが動き出した感じが出てきて、諸々の動きが慌ただしくなってきた。どうなることやら…。
  • インハウスと外の弁護士という比較については、インハウスについては、限度はあるものの、一定程度「守られる」部分があることは、時としてメリットになるというのが個人的な感覚。もちろん才覚ある人が、外の弁護士として、うまくやれば、その程度の「守り」が不要になる程度の見返りが得られるのだけど*1、それがすべての弁護士に出来ることかというと、必ずしもそうとは言えないというのが、僕の実感なので。
  • 今回の感染症渦で、価値観や考え方のばらつきが相応に広いというのが、表面化したように思うのだけど、そういう目で見ると、感染症渦発生前に戻りたい人間なんかいない、みたいな言説には、それは言いすぎなのではないか、視野が狭すぎないか、と思ってしまう。個人的には、実現可能な話ではないと思うものの、戻せるものなら戻したいと思う口なので。仮に、感染症渦前から問題となっていたことがあって、それが現下の状況で解決したのであったとしても、それは感染症渦と無関係に解決すべき問題だったはずで、「前」に戻すかどうかとは関係ないのではないかと思うから。
  • 都知事選の選挙公報。どいつもこいつも、というか、見世物小屋とかフリークショーという印象があるのだが、そういう現状が生まれたのは有権者にも責任の少なくとも一端はあると思うので、まずは、投票でしっかりと自分の意思表示をしなければならないと思う。
  • ある程度年齢が上がってから司法試験に合格すると、予備校講師にしても、答案を見てくれる合格者も、研修所の教官も、入った事務所のボスも全部年下とか平気で起きる。こちらも一定程度経験しているところ。年齢を過度に気にしすぎることは寧ろマイナスだろう。年齢が上がったからと言って経験値が当然に蓄積されるものでもないし。とはいえ、肉体的な面で、加齢による衰えが否定できないのも事実なのだが…(涙)。

*1:この点は戦士さんからご指摘があったし、戦士さんご自身がそういう方なのは間違いないところだけど