最近の何だか(2020年4月20日)

単なる備忘録のメモ

  • 今回の騒ぎでは、各国での対応に差異があるが、諸々の制約条件が異なる中でそれぞれの対応があるのだから、制約条件を無視して、外見上わかりやすいところだけ比較したところで、どこまでの意味があるのか、疑問が残る。
  • 今回のこの国の対応は、他国からすれば、異質ということになるのだろう。それが直ちに悪いとまでは、少なくとも現時点では、断言しづらいが、他国から見たときには信頼しづらいと見えるのは確かだろう。他国からどう見えるかで自国の動きを決めることには、一般論としては疑義が残るが、もし五輪を開催することを真剣に考えているのであれば、信頼できない衛生状況のところに自国民を送ることを躊躇する国が出ることを考えた方がいいのではないか、という気がする。もっとも、個人的には、今回の騒ぎについては、来年夏までに、仮に収束しているとしても、それは限られた地域でのことと想像しているので(そこに日本が含まれるかはさておき)、結局五輪の実施は無理と踏んでいるのだが*1
  • 何かを他人に頼むのであれば、依頼の内容が明確だと、依頼された側の対応に解釈によるばらつきが出るのはある意味当然のこと、という気がする。
  • 他人の生業を「不要不急」と断じる物言いが流布したことについては、個人的にはどうしても違和感が残る。敬意を欠いた物言いという印象が拭い去れない。

*1:なので、これ以上五輪に経費を浪費するよりも現下の騒ぎへの対応に使うべきと考えるのだが…。