まだ時節柄のメモ

まだBLJは来てません(涙)。それはともかく、前回に引き続き、メモをいくつか。

 

  • 日本版ロックダウンについて そらまめ先生。ロックダウンなる面妖な用語*1が飛び交っているが、結局、現下の疫病渦に対して、現行法の下でできることは何なのか、現時点での整理をしていただいているのがありがたい。
  • 遠隔授業と著作権法 小倉秀夫先生。この状況下では、大学などでネット経由で授業という話にもなってくるが、著作権法との抵触も指摘され、改正に向けての要望も出ているが、現状でできる範囲の解決策の提示が興味深い。前回メモした川井先生のご指摘(そういえば、追補エントリが出ている)もそうだけど、こういう形で、現状の制約下で何とかする方法を考えるというのは、法曹の醍醐味の一つという気がしていて*2、素晴らしいと思う。
  • 新型インフルエンザ等対策ガイドライン奥邨先生のご紹介。こちらはまだ目を通していないのだけど、企業法務の担当者の方におかれては、目を通しておくと良さそう(リスク管理を所掌しているなら必須かもしれませんが)。

*1:片仮名を無批判に振りかざすのは知性の欠如と理解することにしている。

*2:制度を変える方もそれはそれで有意義だが、副作用もあるので、即効性に欠けることも多く、そちら一辺倒というのは、個人的には適切とは思えない。