いくつかのことを

某件について,思いついたいくつかのことをメモ。時事ネタとして論じる意図ではないので,何の件かなるべく特定しづらい形になるように,五月雨式にメモさせていただきたく。

  • 某件についての,某社の対応が傍目から見て,イマイチに見えるからといっても,それを叩いたところで,「中の人」が外からどう見えるか,よりも,他のことに重きを置いていて,外からの見た目を軽視していたとすれば,意味がないのではないか*1
  • ことここに至るまでに双方の間に何があったのか,片方の言い分だけ見ても,何だか十分ではないような気がした。当事者が自らに都合の悪いことを付せていたとしても,そういう行動を意識的または無意識に取ったとしてもそれ自体は責められない。だからといって,無批判に片方の尻馬に乗るのもどうなんだろうという気がしてきた。
  • 人事制度については,ご夫婦で働かれている方の事情を事細かに配慮していると,結局そのしわ寄せが,他に行くことになる可能性もあって,それはそれで良いのか,という問題もあるような気がする。そうすることによって,結婚を奨励するという考え方もあるのかもしれないけど,ある種の余計なお世話という気しか個人的にはしない。
  • 転勤とかについては,予測可能性を高められないかというご意見も目にしたが,最初から期限付きだと,身が入らない,腰掛け気分の人間が出たりするとか,予測可能性が高いことで,期限間近にこれまでしていた不正の隠蔽をする余裕を与えることになるのではないかということも気にならないではない。
  • また,人事を流動化させることで,上司・部下の相性が悪くなっても,一定の期間が来れば,関係性がリセットされることというメリットも有るような気がする。

*1:叩くことで溜飲を下げたい方の足を引っ張る気はない。